必死になる、女の子たち/ラストアイドルを見て/

最近、土曜日の深夜にやっている番組、

「ラストアイドル」

っていうのにはまっている。

簡単にいうとアイドルになるためのオーディション番組。

既存メンバーが七人いて、

12月にデビューは決まっているのだけれど、

それまで毎週、挑戦者が現れ、

挑戦者が指名した既存メンバーひとりと対戦し、

生き残り、入れ替え、をかけて戦うという仕組み。

既存メンバーも自分の椅子を守り抜きたい思いで必死。

挑戦者もアイドルになるためのチャンスをつかもうと必死。

とにかく女の子たちが、

一生懸命に戦う。

「秋元康プロデュース」

その言葉にひかれ、録画してみたら

あっという間に惹き込まれてしまって。

つい先日、とあるテレビ番組で、東大生が選ぶ日本の天才、みたいなのに

秋元さんが選ばれていたけれど、

ほんとにこの人は考えることが人とちがうなって、

わたしも天才、だと思う。

でもこの番組をみていて、

同時になんて秋元さんはむごいことを考えるんだろうとも思った。

だって、

既存メンバーにしてみたら、

デビューという夢があと1cmくらいで届くところにあるのに、

負けたら散るんだもんね。。。

遥か彼方むこうにある、そういうわけじゃないことを知っていたら、

逃したとき、

手からこぼれ落ちたとき、

その悲しみは計り知れないと思う。

アイドルって、必ずしもめちゃくちゃかわいいルックスがなければいけないわけではなく、

この子??

ってかんじの人もいる。

個人的な意見だけれど、

この番組をみていて、

アイドルにいちばん必要なのは、

「気持ち」なのかもなって思い始めた。

必死になる女の子たち。

必死になる姿。

そこにわたし自身の気持ちが持っていかれた。

泣いたり、

顔をゆがめていたり、

緊張をほぐすために何度も何度も深呼吸をしたり。

けして、美しくはないのだけれど、

一生懸命だな、それが伝わる。

それだけでなんだか、

もっと見たい。

そう思ってしまう。

ふとテレビを消して、自分を思うと、

わたし、ただの傍観者だ。

って思って、急に気持ちが沈んだり。

必死になるっていいな、と思う。

たぶんみんな、必死になることがかっこ悪くて必死になれないんじゃない。

失うこと、負けること、

そういうものが怖くて、必死にならないようにしている。

だから、

それらすべてを引き受ける覚悟をもった人たちがいると、

目が離せなくなるんだと思う。

アイドルって、そういう存在。

番組には10代の女の子たちが続々現れる。

若いなぁ。

23歳にして思った。

チャンスにしがみつく姿、わたしも見習いたい。

そして、わたしは少しだけ、ほんの少しだけ長く生きている人として、

負けて去ることになった女の子たちに、

扉はほかにもあるってことを、伝えてあげたい。

わたしも必死になろう。

なれるもので勝負しよう。

必死になって、なれるもので

負ける経験、勝つ経験、

きっとそのすべてが意味をもつものたちなんだと思う。

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