【映画レビュー】DESTINY鎌倉ものがたり

久々に映画館にて鑑賞してきました、

DESTINY鎌倉ものがたり。

舞台は鎌倉で、

妖怪や幽霊など、人ならざるものもこの街には生活しているという設定のなか、

高畑充希と堺雅人演じる作家という年の差夫婦が結婚生活を送っている。

前半はほのぼの。

後半はアクション系。

堺雅人演じる作家が牙を掴んで生まれてきたこととか、

堺雅人の父親のこととか、

伏線はしっかり回収しているところはさすが。

ただ、やっぱり原作が漫画ということもあってか、

2時間くらいあったけれど

筋を書いただけという箇所も見受けられたような気もします。

いちばん、んん??ってなったのは

高畑充希ちゃん演じるあきこが、黄泉の国へ行くことを決断する場面。

もうすこし、心の揺れ動きを丁寧に書いてもいいんじゃないかなってほどかなり急な展開で、

(時間がなかったのはわかるけれど)

あんなに先生(夫)のことが大好きだったはずなのに

あっさり離れることを決めるんだなっていう。

もちろん、先生のそばを離れるのは、

そのまま一緒にいると先生の生気を奪ってしまうという理由があるから、

というのは分かるのですが。

でも一緒にいたい。

でも一緒にいると大事な人が弱っていく。

その辺をもっと丁寧に見せてほしいなって思いました。

黄泉の国でのアクション?シーンはなんだか新しいかんじ。

想像が形になるという世界だから、

魔物?から逃げるために堺雅人がむむーっと頭を抱えて(念じて)

盾を生み出していたり。

ハラハラしながら見ていました。

この作品、監督があの、「ALWAYS 三丁目の夕日」も手がけた山崎貴さん。

そのせいか、CGが多いもののそしてCGとは分かってしまうものの

ファンタジーだという前提をもって見ればすごくきれいな映像です。

個人的には夕暮れ時をきれいに描く方だなという印象で。

鎌倉って、昼間でもちょっと暗がりのある街なイメージだからか、

すごくはまっているなと思いました。

そしてキャストもびっくりするくらい豪華。

CGとかファンタジーをばかにするわけでは決してないのですが

もっとシリアスな、というか映画らしい映画というのかな

展開のスピード感や物語の希有性みたいなところで勝負する役者さんではなさそうな

演技そのものでやってるような役者さんがたくさん出演していたことに

びっくりしてしまいました。

監督が有名な人だと出る人も豪華になるんですかね…。

個人的には安藤サクラさんが出ていたことが嬉しくて。

いちばん好きな役者さんです。

でも彼女にはやっぱり「100円の恋」みたいな、

下の方で生活している女の人、のような役をやってほしいなぁ。

ふつうのそのへんにいる人を、

だけどそれでも人間として生きている限り身につけていく個性みたいなものを

色付けられる役者さんで、

だからどこにでもいるはずなのに、

すごく胸に落ちてくるキャラクターになるんですよね、サクラさんが演じると。

まあ、今回はそういうキャラクターではありませんでしたが・笑

きわどいシーンとかも一切なく、

高畑充希ちゃん演じるあきこがどこまでも純粋なので、

一緒に見る人を選ばない作品だなーという感じ。

余談ですが、

タワーマンションの暮らしではなく、

あの二人みたいな、一軒家の生活感のあるかんじがわたしはやっぱり好きだなぁ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする